暗黒の入院生活~番外編~
『暗黒の入院生活Part2①』
『暗黒の入院生活Part2②』
を書き終えて、客観的に当時を振り替える事が出来たこと。あの頃よりは前進できてるんだと思うことが出来ました。それにしても悪い患者だったなぁと😅今ごろ反省!?www
退院して次の日、紹介状と入院先から処方された薬を持ちかかりつけの病院に行った。
「お勤めご苦労様でした」とスタッフの方。
なんとか戻ってきましたwと笑って答えた。
診察室に入ると久しぶりの先生の笑顔だ。
持ってきた薬の袋を渡す。
袋から出てきた大量の薬に
先生と看護師さんが顔を見合わせた。
「一週間分でいいって言ったのに
どうしても二週間分出したかったみたい」
と看護師さんが言った。
先生は紹介状の薬の処方を難しい顔をして読んでいる。
「先生これ」と看護師さんがスティック状の薬を見せた。私がリスカした時の頓服だ。
「私もう薬飲むの怖いです」泣きながら言った。
毎朝のように食堂で倒れこんでいた事
度々、廊下やトイレの中で寝てしまった事
それでも薬の量が減ることはなかった事
毎日、大量の薬を飲むのが怖かった。
飲むと言うより食べてる感覚だった。
「大変だったね。ごめんね。」
こんな見にくい処方は初めてだな…と言いながら全ての薬を照らし合せながら見ていた。
「これ飲んでどうだった?」
スティック状の薬を見せ看護師さんが言った。
「特に何も…よく分かりませんでした。」
先生が紹介状を閉じ私に言った。
「これ全部預かるね。僕が1から処方するから、そしたらお薬飲んでくれるかな?」
「……先生が出してくれる薬なら飲みます」
私はそう答えた。
「ありがとね。もう大丈夫だからね😊」
先生が処方してくれた薬は
入院時に比べるとかなり少量だった。
これでやっと大量の薬から解放された!!
でも、そんなに簡単にはいかなかった。
この後、私は薬の離脱症状に苦しむことになるのだった。
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