生きる~猫と音楽と躁うつ病と~

うつ病→双極性障害7年目になる引きこもりシングルマザーの心の記録☆*.。

優しい嘘

今日は今頃予約したホテルで
彼は大好きなお酒を飲みながらご機嫌で話し、私はその姿を微笑んで見ていたはずだった。


そんな事は最初から無かったかのように
1日が終わろうとしている。



もう数年も前のこと。
隣の家のおじいさんが熱中症で病院に
運ばれた。
いろいろ検査した結果
肺が病に蝕まれ今まで普通に生活してたのが信じられない状態だったそうだ。


私たち家族はお見舞いに行った。


父がおじいさんに


「もうだいぶ涼しくなってきたから早く帰ってこらっしゃいよ。」


と言った。家に2度と帰ってくる事など出来ないのはわかっていた。


私は世の中にはこんな『優しい嘘』が
あるんだと知った。


そして、おじいさんはその1週間後に
息を引き取った。


私は声をあげて泣いた。産まれた頃から
ずっと私を見守ってくれたおじいさん。
想い出が次々と浮かんで…今もこれを書きながら涙がポロポロ流れる。


おじいさんには娘さんがいた。
私が物心ついた頃には毎日家にいた。
寡黙で目も合わせない。
娘さんは引きこもりだった。


おじいさんが亡くなって1人になった娘さんはその1ヶ月後に自殺した。


私はその時すでに引きこもりになっていた。自分と重なりとてもショックだった。


たぶん口にはしないが私の両親も。



彼も私の前から何も言わずに消えてしまうならいっそ嘘でもいいから


「嫌いになった」
「好きな人ができた」


って言って欲しかった。


最後に『優しい嘘』をついて欲しかった。


そしたら今もこんなに辛い想いすること
なかったのに。



考えてみたら嫌いな人ってほとんどいないことに気づいた。
元旦那とその両親くらいで。


引きこもりだけど人が嫌いなわけじゃないんだ。どう接していいかわからないから
怖いだけで。



me me she RADWIMPS MV


RADWIMPSのme me she(めめしい)
まさに私のこと。


自分から別れの言葉を送ったのにも関わらずやっぱり嫌いになんてなれないよ。


今日隣にいるはずだった彼はもういない。


これが現実なんだ。



嫌いになる方法を ねぇ誰か教えてよ。


こんなに苦しい想いをするくらいなら
人を愛するんじゃなかった。


引きこもりのくせに夢を観てたんだ。


元の自分に戻れたような気がしてただけ。



借りた本どうしたらいい?


それが視界に入るだけでも辛いよ。



明日 目が覚めたら全て記憶が
無くなってればいいのに。



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ブログ評論家

私のブログには評論家がいます。


その評論家はと言いますと…息子ですwww


ちなみに息子は小3です。


幸い息子は読書が嫌いなので


私の文章は読まず画像と動画をチェックします。


離婚した経緯。死にたいという感情等など


とても読ませられる内容ではないので💦




私はブログ村のランキングに参加してるのですがその順位をチェックします。


まぐれで3位→2位に1度だけなったんですが


とても喜んでくれました。




でも1日足らずで3位に戻ったのですがw


それを伝えると


RADWIMPSのPV『五月の蝿』を載せたのが


悪かったと言われてしまいました💧


あれは血がいっぱい出てるからダメだよと。


私的には大好きな曲なんですが…。




息子よ。今夜はお決まりの試練の日ですよ。


そう。テンションだだ下がりのピアノの練習日です。


教える私も気力、体力共にヘトヘトです。


全部教えるのに1時間半はかかりますね。




私がピアノを習っていた頃


発表会の課題曲でもらったのが


ドビュッシーの『月の光』でした。


今でも好きな曲です。



Debussy Claire de Lune ドビュッシー「月の光」 ピアノ


息子はどんな曲をもらってくるのでしょう。


私は情緒的な曲が好きでしたが


息子はポップな曲の方が得意みたいです。


んー今日のブログの評価はどうでしょうか。


画像チェックもあるからなぁ💦



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断片的な過去の記憶

自己紹介も兼ねて書いた「離婚の決断」

http://100s.muragon.com/entry/11.html

自分でも読み返してみた。



あの頃は本当に生きることが辛かった。


『死』に取り憑かれ自分の意思を失くし
病気に翻弄されるがままだった。


その原因と兆候はあった。



私たち元夫婦は家の離れに住んでいた。


父から毎日のように元夫の言動の文句を言われた。
例えばいつも車の中が汚い。


本人に何度言っても直らず
私が父に見つかる前にと毎日掃除した。



ある日上司が突然家に来て、元夫が有給を使い果たし尚も無断欠勤をしているのをご存じですか?と。


私を含め家族は寝耳に水だった。


毎日お弁当を持って定時に帰宅する。
持ち帰って来たお弁当はいつも空だ。


私の作ったお弁当は毎日捨てられていたんだ…怒りより悲しみの方が大きかった。


結局仕事は当然だがクビになった。



以前にも書いたが彼はサイコパスだった。


それに大切な家族や友人まで巻き込んで
しまった罪は一生消せることは無い。



五月の蝿 RADWIMPS MV



妹がたまに言う。
毎日夕方に真っ暗な寝室で布団をかぶっている私を見に行き生存確認をしていたと。


本当にこのまま死んでしまうのではないかと本気で怖かったと。



先生もきっと同じ想いだったんだ。


もう限界だと思ったんだ。





これを書いていて断片的だが当時の記憶が
戻ってきた。


やはり全てと向き合えるのはまだ時間を
要するみたいです。



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